01年マウアー(1) WAR47.8
02年BJ(2) WAR14.9
03年ヤング(1) WAR2.5
04年ブッシュ(1) −−−
05年ジャスティン(1)WAR24.7
06年ローウェル(9) −−−
07年ムスタカス(2) WAR8.9
08年ベッカム(1) WAR0.0
09年テイト(3) −−−
10年マチャド(3) WAR17.8
11年スターリング(5)−−−
12年コレア(1) WAR4.1
→
来年高卒野手指名の場合どんなに順調でも本格お披露目は、19年から。
大学出身最上位指名投手の場合、5割に近い確率でローテ上位まで達しているが、高卒野手最上位指名選手の当り率もそれに迫る。
マウアー、マチャド、コレア、ジャスティン、このあたりに引けをとらない高卒最上位指名投手は今世紀カーショウだけで、この当たり率の低さでは全体3位という当てなければならない高い指名ポジションでは躊躇したくなる。
16年のドラフトでは、よほどグルーミーに確信が持てて、かつ、3位まで残っていない限りは、高卒指名なら現段階では高卒ベスト級でちょうど3位あたりで指名される立ち位置の野手である、CFルザフォードを指名した方が良い。
▽大学出身野手最上位指名選手一覧
01年テシェイラ(5) WAR52.4
02年メイヤー(10) WAR-0.3
03年ウィークス(2) WAR11.6
04年ウォーカー(11) WAR16.3
05年ゴードン(2) WAR31.8
06年ロンゴリア(3) WAR42.7
07年ウィータース(5) WAR14.6
08年アルバレス(2) WAR5.1
09年アクリー(2) WAR8.3
10年ハーパー(1) WAR19.8
11年レンドン(6) WAR6.9
12年ズニノ(3) WAR0.1
13年ブライアント(2) WAR6.0
14年シュワーバー(4) WAR1.8
→
同一年指名の大学出身野手最上位指名と高校出身野手最上位指名を比べると、今世紀に入ってから高校出身野手の分が良いのは、02年のBJ>メイヤー、12年のコレア>ズニノだけ。
確実に当てに行くという意味では、この大学生、かつ、野手という組み合わせが鉄板。
大学出身野手は、完全にはずれが確定したというのが今世紀に入ってからメイヤーただ一人。
高卒のマウアー、マチャド、コレアあたりは確かにえげつないものの、ブライアント、テシェイラ、ロンゴリア、ゴードンこのあたりも全く引けをとらず、大学生で外れリスクを下げた分リターンも小さくなるということもこの高い指名位置になると特に懸念する必要は無し。
16年の大学生野手クラスは今のところニック・バンクスが目玉級も、目玉としてはやや小ぶり感あり。
◎まとめ
現段階でATLはすでに全体3位指名候補を投手2人、野手2人の計4人に絞り込み。
そこには高校生、大学生ともに含まれているとのこと。
例年の指名ポジションなら迷わず高校生といったところだが、全体3位となると、投打ともに人材難でもない限り、投手であれ、野手であれ、大学生指名に傾きたくなる要素ばかり。
IFAでは近年の傾向と来年の市場はタレントが野手に寄っていることから、野手中心に行くはずで、そことのバランスとチームニーズ的には、ドラフト全体3位では投手指名の方がベターも、残っている選手で野手が一番の選手だったら野手で構わない。
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そういう人材をATLだけのものにしたというのは言うまでもなくとても大きいですね。
彼が置き土産として残していった今後3年のドラフトランキングは特にATLの来年のドラフトを読む手がかりになりそうですね。